あいうべ体操
歯科衛生士の横井です。
暑かった夏が終わり、少し肌寒くなってきましたね。
今年もあと2ヶ月となり、1年ってあっという間だなと感じている方は私だけではないはず!(笑)
今回は鼻呼吸にすると、ウィルスや風邪にかかりにくいというお話をさせて頂きます🌟
冬は乾燥する時期のため、病気がとても流行しやすい季節になります。
今年の冬はコロナウィルスの事もあり、
より一層体調に気を付けなくてはいけません。
そこで、予防方法の1つしてお伝えしたいのが、手指手洗いでもなく、手指消毒でもなく、うがいでもない、
「あいうべ体操」😃😁😚😝です。
その名の通り、「あいうべ」と言うだけの体操です。
近年、注目されている「あいうべ体操」。
「あいうべ体操」は口の周りの筋肉を鍛えて、口呼吸ではなく鼻呼吸をするための口の筋トレになります。
なぜ鼻呼吸が良いのかと言うと、
鼻呼吸のメリットは、空気中のごみやウィルス・細菌などを、鼻毛と鼻の粘膜がシャットアウトしてくれるからです!!️
今の時代、柔らかい食べ物が増え、食べやすく飲み込みやすくなった事により、
よく噛まずに食べる事などが原因で、顎が小さく、さらに、口の周りや顔などの筋肉、舌の筋肉が弱って、鼻呼吸がしづらくなってしまうのです。
そのため、知らず知らずのうちに、口で呼吸をしている人が多いのです。無意識で、ポカンと口が空いている人は要注意!!
そこで、あいうべ体操を行うと、口の周りの筋肉が鍛えられるため、口をポカンと開かなくなります。自然と鼻呼吸をするようになり、口の中の乾燥を防いでくれます。口を動かすと唾液も出てくるので、口の中が潤って喉も乾燥せず、ウィルスを喉に張り付かないようにしてくれるのです!
日本各地でこの「あいうべ体操」を取り入れて実施している保育園・幼稚園・小学校なども数多くあります。
ある小学校では、あいうべ体操を行なったところ、インフルエンザにかかった人数が、他の小学校の平均3分の1にまで減ったという結果も出ています。
ただ単に「あいうべ」言うだけでは意味がありません。
①「あー」と口を大きく開く
②「いー」と口を大きく横に広げる
③「うー」と口を強く前に突き出す
④「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす
①~④を1セットとし、1日30セットを目安に毎日続ける事が大事です。
テレビを見ながらお風呂に入りながら等、何かをしながらでも大丈夫です👍
この「あいうべ体操」の良い所は、口周りや舌の筋肉まで鍛えられるので、
・お顔のシェイプアップ、ほうれい線やたるみの改善。
・唾液の分泌を促せるので、虫歯や歯周病予防、ドライマウスや口臭予防。
・嚥下力を強化し、誤嚥や誤嚥性肺炎予防。
・舌を鍛えられるので、いびきや無呼吸症候群予防。
・舌の筋肉が弱いと前に出やすいので、舌を鍛える事により、出っ歯や上顎前突、上の歯と下の歯が噛み合わない開口などを予防。
・顎周りを鍛えて顎を大きくし、顎が小さい事による歯列不正(歯並びが悪くなる事)を防ぐ。
などなど利点がいっぱい!!️
是非今年の冬は「あいうべ体操」を実践して、コロナ・インフルエンザ予防をしていきましょう😊
あーーーー😃
いーーーー😁
うーーーー😙
べーーーー😝
コロナに負けないぞっ!!️!!️!!️👊
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