お口の中は過酷な環境
こんにちは。歯科衛生士の奥田です。
皆さま、朝晩冷え込む時期になりましたが
体調はお変わりないでしょうか。
寒さが苦手な私は毎日ホッカイロを
2枚貼っております🥶😀
本日は金属の詰め物のお話です。
以前からある治療法ですが、
金属はさびやすく、長期間使用すれば劣化をまぬがれない物質です。
さらにお口の中は、高温から低温の変化、
酸っぱいものや、甘いもの辛いものなど
様々な物質が通り過ぎていく科学的な変化もある過酷な環境にあります。
このような厳しい環境に置かれた金属の詰め物は通常よりも早く劣化し、
腐食して少しずつ溶け出します。
しっかりと治療をしても、
溶け出した瞬間にむし歯菌などの細菌が入り込んで虫歯の原因となり、5年ぐらいで詰め物の下に二次的なむし歯ができることがあります。
また、溶け出した金属イオンが体の中に入ると、金属アレルギーを引き起こすこともあります。
なので、メタルフリーの治療をお勧めします。メタルフリーの治療とは、セラミックやジルコニアなどを使用し、金属を使わない治療のことです。白い歯で金属アレルギーの心配もありません。
当院ではしっかりとカウンセリングの時間をとり、患者さんのご希望をお聴きして最適な治療をご提案いたします。ご気軽にご相談ください。
今年もあと1ヶ月と少しです。
歯のクリーニング、治療をしてきれいな歯で新年を迎えましょう🌟
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